ソフトのインストールについて

• パッケージ（バイナリー）化されたソフトからのインストール
• ports Collectionからのインストール
• ソースプログラムからインストール

pakagesからのインストール

インストールの時には、pkg_addコマンドを使用してインストールします。

例えばCD-ROM上のXXX1.2.tgzというファイルをインストールする場合、以下のように使用します。

hoge# mount cdrom hoge# pkg_add /cdrom/xxx1.2.tgz hoge# umount /cdrom

インストールしたものを削除する場合、以下のように使用します。

hoge# pkg_delete xxx1.2

pakagesからインストールするとき、そのソフトに関連する他のソフトも、インストールしなければいけないと、言われるかもしれません。
その時、何のソフトが足りないとか、メッセージが出てくるので、メッセージを見て、必要なソフトをあらかじめ用意しておくのもいいですが、 面倒な場合は、-rコマンドを使用してインストールすると、ネットワークから必要なソフトが自動的にインストールされるので、楽です。ただし、インターネットに接続出来る環境でなければなりません。

hoge# pkg_add -r xxx1.2.tgz

portsからのインストール

portsからインストールする場合は、portsツリーがあらかじめインストールされている必要があります。
FreeBSDをインストールするとき、たいていインストールされると思いますが、インストールされてない場合、インストールが必要です。
もし、手元にない場合は、ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/ports.tar.gzから、最新のportsを取ってきて、インストールできます。
インストールする場所は、どこでもいいと思いますが、デフォルトでは、/usr/ports/にインストールされています。

例えば、最新のportsコレクションに差し替えたい場合は、以下のようにします。

hoge# cp ports.tar.gz /usr/ hoge# cd /usr hoge# rm -R ports hoge# tar zxvf ports.tar.gz

portsから、ソフトをインストールする場合、インストールしたいソフトのディレクトリの中に入って、コンパイルするだけです。

例えば、apacheをインストールする場合は、apacheのディレクトリに入って、以下のようにコンパイルします。

hoge# cd /usr/ports/www/apache13 hoge# make hoge# make install

makeがコンパイルで、make installでシステムにインストールします。

ソースプログラムからのインストール

ソースプログラムを取ってきて、コンパパイルしてインストールするだけです。

例えば、apacheをソースからインストールする場合以下のような感じになります。
http://www.apache.jp/dist/httpd/apache_1.3.28.tar.gzからソースを取ってきます。

hoge# tar zxvf apache_1.3.28.tar.gz hoge# cd apache_1.3.28 hoge# make hoge# make install

場合によっては、コンパイルする前に./configureが必要になる場合があります。